【東京大学宇宙線研究所】#丘のうえのはなし

科学と芸術の丘では、最先端の宇宙研究にふれることができます!
今回は、東京大学宇宙線研究所とのコラボレーションが実現しました。

12年ぶりに開かれたスーパーカミオカンデからの最新映像と光電子増倍管の特別展示、
そして宇宙線が観測できる霧箱を作成するワークショップを開催します。

東京大学宇宙線研究所は、宇宙線の観測と研究とを様々な角度から行っている大学共同利用の研究所で、
宇宙ニュートリノ、高エネルギー宇宙線、宇宙基礎物理学の各研究部門があります。

所長は、2015年、ニュートリノ質量の存在を示すニュートリノ振動の発見によりノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章博士です。

東京大学柏キャンパスにある本部に加え、国内4か所の観測施設(神岡宇宙素粒子研究施設、重力波観測研究施設、乗鞍観測所、明野観測所)と
海外4か所の観測拠点(チベット・ヤンパーチンの高原、アメリカ・ユタ州の砂漠、スペイン・カナリー諸島ラパルマ、ボリビア・チャカルタヤ山)で研究を進めています。

 

東京大学宇宙線研究所(ICRR)ホームページ
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/

 

では、そもそも宇宙線ってなに?という方もいらっしゃるかもしれません。
宇宙線とは、宇宙空間を高エネルギーで飛び交っている極めて小さな粒子のことです。
地球にも多くの宇宙線が到来しており、大気に衝突して大量の粒子を生成し、地表に降り注いでいます。
これらの粒子は、日常的に私たちの体や岩をすり抜けて地中に突入しています。

 つまり、目には見えないけれど、実は私たちの身の回りに宇宙から届いている物体のことです!

 

 

 

今回は、そんな東京大学宇宙線研究所とのコラボレーションで、
展示・投影・ワークショップを実施します。

 

まず、メイン会場の戸定邸では、スーパーカミオカンデ光電子増倍管の展示を行います。

世界最大の地下ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」には、
チェレンコフ光という青白いかすかな光を捕らえるため、
タンク内面に直径
50センチの光電子増倍管が約11,100本取り付けられています。

今回は、その光電子増倍管の1つを特別に展示し、本物を間近でご覧いただくことができます。

 

そして、松戸市観光案内所では、スーパーカミオカンデ特別映像の投影とワークショップを行います。

 

特別映像投影では、岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山の地下1000メートルにある、純水5万トンを満たした円筒形のタンク「スーパーカミオカンデ」の貴重な最新映像を投影します。

 

さらに、実際に宇宙の世界を体験することができる“宇宙線が見える霧箱ワークショップ”も行います。

ワークショップには、宇宙線研究所の先生が登場!宇宙線とは何かを紹介しながら、宇宙線を観察できる霧箱を一緒に作成して、実際に宇宙線を見る実験を行います。小さなお子さんから大人の方まで、みなさんで一緒に楽しむことができます。

詳細は以下の通りです。参加人数に限りがあるので、ぜひ早めにご参加くださいね。

 

<宇宙線が見える霧箱ワークショップ>
・日時:10月20日(土)のみ、11時30分~と14時~の2回。
・場所:松戸市観光案内所(JR常磐線、新京成線 松戸駅西口より徒歩3分)
・参加費:無料
・各先着15名

 

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今回は、企画・展示が盛りだくさんです!

日常では、なかなか触れることのできない宇宙の世界。

 

この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。

 

ライター:まきのまあや
東京大学多文化共生・統合人間学コース在学
シンガーソングライター/ライター

多様ないのちがともに生きる“共生”をテーマに、東京大学で研究をしながら音楽活動や文筆活動、イベント企画などを行う。音楽やことばを通して、“みんなの広場”をデザインしたい。

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