科学と芸術の丘 2018

2018年10月20日(土)10時〜17時
2018年10月21日(日)10時〜17時
会場:松戸駅西口デッキ、戸定邸、戸定公園、千葉大学、PARADISE AIR、松戸フューチャーセンター、松戸観光案内所

Ars Electronica Futurelab

アルスエレクトロニカ・フューチャーラボは、アート×リサーチのためのアトリエ・ラボです。アルスエレクトロニカのシンクタンク部門として、1996年よりアート・テクノロジ・社会についての研究開発を実践してきました。人工知能、ロボット工学、メディア建築、インタラクティブ技術、新しい美学やスォームインテリジェンスなど最先端領域に着目。まだ見ぬ未来へのシナリオを芸術・実験的に具現化してきました。最先端研究成果を社会に向けてアクセス可能にし、その社会的な意味やインパクトの議論を深めるために活動を展開しています。

  • Flower of Time科学と芸術の丘2019Flower of Timeは、時間についてのイメージと、時間の使い方のアイデアを視覚化した参加型の作品です。 回転速度が異なる時計の針が床の上に置かれています。時計の針の周りには、来場者によって書かれた時間についての様々なアイデアの花びらが置かれています。私たちは時間が一定の速度を持つものだということ知っている一方で、時間に対する感覚は人それぞれで異なり、状況によっても伸び縮みすることを、日常の中で経験しています。 来場者によって作られた時間の花は、私たちの時間と時間に対する感覚を明らかにするでしょう。

Quadrature

クアッドラチュアは、ユリアネ・ゲッツとセバスティアン・ナイチュによる機械と宇宙をこよなく愛すアーティストグループ。その芸術的な探求は科学領域に広がり、新しい技術や学術研究を活動の源泉としています。ESO(南ヨーロッパ天文台)とのコラボレーションを行うヨーロッパ・デジタルアート・サイエンス・ネットワークのレジデンスや、プリ・アルスエレクトロニカのインタラクティブ・アート+部門のHonorary Mention受賞など国際的に活躍しています。

  • Orbits
    科学技術が発展した現代向けに、新しい弔いのかたちを提案する作品。家庭用ロボットに故人の顔を3Dプリントした仮面をつけ、故人の人格、口癖、しぐさが憑依したかのように身体的特徴を再現するモーションプログラムを開発した。このプログラムは死後49日間だけロボットに出現し、擬似的に生前のようにやりとりできるが、49日めにはロボットが遺族にさよならを告げてプログラムは消滅する。

滝戸ドリタ + 佐々木有美

滝戸ドリタは、東京を拠点に活動するアーティスト、デザイナー、ディレクター、ミュージシャン。視覚と味覚、聴覚と視覚など、常に異なる感覚を混ぜ合わせ新しい体験を生み出し、テクノロジーとデザインが引き立つ作品で知られています。佐々木有美は東京に生まれ、東京の科学館に勤務。子供たちに向けて、どう遊びや学びを科学教育に活かすか探求しています。Bug’s Beatは、プリ・アルスエレクトロニカのデジタル・ミュージック&サウンドアート部門にてHonorary Mentionを受賞。同時に、STARTS PRIZEにも推薦作品として選ばれました。

    • Bug’s Beat
      Bug’s Beatはその虫の足音を拡張し、指向性スピーカーによってダイレクトに人の聴覚へ届かせ、また虫が歩くたびに振動スピーカーによって、観賞用の椅子が振動し、体感として音を感じさせる作品です。見ている小さな虫[視覚]に対して、その虫の足音が大きな音[聴覚] が聞こえ、振動として[体感]できます。視覚と、実際の聴覚、体感による身体的な聴覚とのズレが起こり、自分自身や 小さな生命の縮尺に対して、脳の混乱を起こします。視覚と音響によって、新しい感覚を呼び起こし、価値観をもたらす、生命と音響の体験型作品です。

東京大学宇宙線研究所

東京大学宇宙線研究所は、宇宙線の観測と研究とを様々な角度から行っている大学共同利用の研究所であり、宇宙ニュートリノ、高エネルギー宇宙線、宇宙基礎物理学の各研究部門があります。東京大学柏キャンパスにある本部に加え、国内4か所の観測施設(神岡宇宙素粒子研究施設、重力波観測研究施設、乗鞍観測所、明野観測所)と海外4か所の観測拠点(チベット・ヤンパーチンの高原、アメリカ・ユタ州の砂漠、スペイン・カナリー諸島ラパルマ、ボリビア・チャカルタヤ山)で研究を進めています。

    • スーパーカミオカンデ最新映像と光電子増倍管の特別展示スーパーカミオカンデ最新映像と光電子増倍管の特別展示
      スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市神岡町の神岡鉱山の地下1000メートルにある、純水5万トンを満たした円筒形のタンクです。荷電粒子が水中を高速で走るときに発せられる、チェレンコフ光という青白い微かな光を捕えるため、タンク内面に直径50センチの光電子増倍管が約1万1100本、取り付けられています。1996年4月に実験を開始しました。陽子崩壊の探索による大統一理論の検証が当初の目的ですが、素粒子ニュートリノの性質を探る実験にも利用され、梶田隆章博士のノーベル物理学賞につながる大きな成果を挙げています。

Tokyo Design Lab

RCA-IIS Tokyo Design Lab は、2016 年 12 月に設立された、東京大学生産技術研究所とロイヤル・カレッジ・オブ・アートが協 同で行うデザインプロジェクトです。

東京大学生産技術研究所(IIS)
工学のほぼ全ての分野をカバーする東京大学の付置研究所です。5 つの研究部門と研究センター群から成り、約 160 の研究室が 活動しています。工学の諸問題の解決・学問と実践の橋渡し・人材育成を使命としています。古くはペンシル型ロケット(糸川 英夫)や二酸化チタンの光触媒機能(本多健一、藤嶋昭)を生み出し、現在もオリジナリティー溢れる最先端技術を数多く生み 出しています。

ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)
イギリスのロンドンにある王立の美術大学。修士号と博士号を授与する美術系大学院大学としては世界で唯一の学校。2015 年 の QS 世界大学ラ ンキングではアート・デザイン分野で世界 1 位に選ばれています。多方面に著名なアーティストやデザイナー を排出し続けており、世界最古の美術 大学でもあります。1980 年代からデザインエンジニアリング教育を続けており、この分 野の世界的教育リーダーでもあります。

東京大学空間情報科学研究センター

東京大学空間情報科学研究センター小林研究室では計算機を介した人と生態系のインタラクションの研究を行なっています。 ウェアラブルやユビキタスセンサを統合し、遠隔地自然環境とユーザーの間を物理的に分断したままで、全体として高度な情 報処理・持続的社会を実現する情報システムの研究です。本作品は東京大学空間情報科学研究センター・大学院農学部生命科 学研究科・大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻の研究者らによって富士癒しの演習林で行われているサイバーフォレ スト研究の成果の一つです。

    • 戸定邸と富士山をつなぐ音のインスタレーション
      2018年5月に開催した東京外環高速道路の開通記念イベントで、トンネル内に設置した音と映像のインスタレーション「未来トンネル」。今回は戸定邸と富士山をつなぎ、山びこや自然界の音をリアルタイム通信します。自然と生き物、そしてIoTと人工知能をつなぐ、東京大学の先端科学技術を活用した体験型アート作品です。

PARADISE AIR

パラダイス・エアは松戸駅前にあるかつてホテルだったビルを活用して運営されているアーティスト・イン・レジデンスです。 アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)とは、芸術家に一定期間、滞在場所と制作場所を提供し、移動と制作活動を支援する取り組みのこと。江戸と水戸をつなぐ拠点として多くの旅人が行き交った松戸宿の歴史伝統をふまえた「一宿一芸」をコンセプトとするパラダイスエアは、アーティストの国際的な滞在制作拠点となることを目指しています。

  • PARADISE AIR Long Stay Program – Open StudioPARADISE AIRロングステイ・プログラムでは、国際的な活躍を目指すアーティストを国外から公募、外部審査員を招いて選考をおこない招へいします。招へいアーティストには、 渡航費、制作費、滞在費などの資金およびさまざまな物的・人的サポートを提供。自己紹介プレゼンテーション、オープンスタジオ、成果発表といったコミュニケーションの場を設けることで松戸市民の方や松戸のまちそのものと深く関わりながら松戸での滞在制作を行なっています。科学と芸術の丘ではアーティストとクリエイターのための普段は入れないスタジオを特別公開します。

Featured designer : Pierre VOISIN

0!

「科学と芸術の丘」を運営する0!(清水陽子、omusubi 不動産、PARADISE AIR)を紹介する展示。0! のロゴマークを作成したパリ在住の新進気鋭の理系デザイナー、Pierre VOISIN(ピエール・ヴォアザン)による作品もご覧いただけます。

千葉大学園芸学部・大学院園芸学研究科

千葉大学園芸学部・大学院園芸学研究科の学舎は、ゆったりと流れる江戸川のほとり、富士山を遠望する緑豊かな丘の上に広がっています。都心から20分という都市環境にありながら、自然に恵まれ、多様な動植物で構成されたキャンパスです。本学部は、100年をこえる、アジアで最も伝統ある、園芸関連科学とランドスケープの専門学部です。その教育・研究の対象は、園芸作物の栽培・育種・利用技術と造園に関わる技術から、生命科学(バイオテクノロジー)、環境科学、社会科学へと広がり、人々のクオリティオブライフをいかに実現するか、地球環境を持続可能な都市をいかに再設計するかといった現代的な課題に対して、学問を深く探究するとともに、社会の人々とともに考え実践しながら取り組んでいます。

  • エディブル・ガーデン木下勇教授研究室の学生の皆さんが進めている、に見た目にも美しいエディブル・ランドスケープ(食べられる景観)づくり。JR松戸駅から千葉大学松戸キャンパス周辺エリアがエディブルウェイ(食べられる道)として、地域住民の皆さんが育てるプランターが増えています。本イベントでは、キャンパス内にエディブル・ガーデンをつくって、活動内容をまとめたパネルなども展示し、来場者の皆さんに散策を楽しんでもらいながら、対話や学びの場を提供します。
  • 竹のインスタレーション
    今年9月、北京林業大学で学生の皆さんが作った、竹を使ったインスタレーションを、キャンパス内に再現。多数のトークイベントが行われる「100周年記念戸定ケ丘ホール(千葉大学園芸学部内)」前に設置して、自然の大切さや自然との共存などを「アート」という視点で表現、来場される皆さんに思いをめぐらせてもらいます。

松戸市の学生による映像作品上映会

“MATSUDO”まつどCM大賞受賞作品をはじめ、松戸市出身の中高生・大学生が制作した映像作品の上映会を行います。そのほか、7月に松戸市の中高生向けに「Matsudo Creative Tour2018」を実施した「Life is Tech !」のプログラムに過去に参加した中高生・大学生が制作した映像作品を上映します 上映作品紹介(一例):“MATSUDO”まつどCM大賞受賞作品。少年が駆ける松戸の夕暮れ、そして様々な景色。“ぼく”ラムネの瓶を通して見たような爽やかな夏の松戸を”ぼく”と一緒に巡る。

オープニングトーク

小川秀明
Ars Electronica Japan Director。クリエイティブ・カタリスト(触発を起こす人)。2007年にオーストリア、リンツに移住しArs Electronica(www.aec.at)のアーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活動。2009年にオープンした新Ars Electronica Centerの立ち上げ、企画展、イベントのディレクションをはじめとした国際プロジェクトを手がける。アーティスト・グループh.o(エイチドットオー: www.howeb.org)の主宰や、リンツ芸術大学で教鞭をとるなど、最先端テクノロジーと表現を結びつけ、その社会活用まで幅広く活動を展開している。

Ars Electronica 特別対談 「Space of Imagination Part1」

科学は新たな知識を生み出し、芸術は新たな対話を生み出す。
どんな答えも簡単に検索できてしまうかのようなデジタル時代、アーティストたちは新たな好奇心を触発する機会を創造しています。

科学と芸術の丘2018で展示される、クアッドラチュアによる「Positions of Unknown」と「Orbit」は地球を周回する未知の物体の位置を示す作品を通して人間には認識不能なマクロな宇宙へ誘います。アルスエレクトロニカ・フューチャーラボの「Flower of Time」は様々な速度で回転する針の動きによって連想される事柄を来場者から集め、時間の多様性と伸縮性を市民と一緒に考えます。

新しいイマジネーションの「スペース」を与えてくれる作品に着目し、これからの芸術的な探求のあり方について議論を深めます。

小川秀明
Ars Electronica Japan Director。クリエイティブ・カタリスト(触発を起こす人)。2007年にオーストリア、リンツに移住しArs Electronica(www.aec.at)のアーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活動。2009年にオープンした新Ars Electronica Centerの立ち上げ、企画展、イベントのディレクションをはじめとした国際プロジェクトを手がける。アーティスト・グループh.o(エイチドットオー: www.howeb.org)の主宰や、リンツ芸術大学で教鞭をとるなど、最先端テクノロジーと表現を結びつけ、その社会活用まで幅広く活動を展開している。

Quadrature / Sebastian NEITSCH
クアッドラチュアは、ユリアネ・ゲッツとセバスティアン・ナイチュによる機械と宇宙をこよなく愛すアーティストグループ。その芸術的な探求は科学領域に広がり、新しい技術や学術研究を活動の源泉としています。ESO(南ヨーロッパ天文台)とのコラボレーションを行うヨーロッパ・デジタルアート・サイエンス・ネットワークのレジデンスや、プリ・アルスエレクトロニカのインタラクティブ・アート+部門のHonorary Mention受賞など国際的に活躍しています。

世界初!人工流れ星で夜空を彩る宇宙エンターテイメント

自然、科学、芸術をつなぐ国際フェスティバル「科学と芸術の丘2018」では、世界初!人工流れ星で夜空を彩る宇宙ベンチャー「ALE」のCEO岡島礼奈さんをお招きしたトークイベントを開催します。

株式会社ALEは、世界初の人工流れ星事業「Sky Canvas」の開発を行うなど、宇宙を舞台にしたエンターテインメントの提供を通して様々な科学発展に貢献し、科学とエンターテインメントの両立による宇宙技術の革新を目指している企業。
ALEが考える未来やCEO岡島礼奈さんのこれまでのご活動についてお聞きし、科学やエンターテイメント・芸術の未来について考え、宇宙に想いを馳せる。

岡島礼奈
1979年鳥取県生まれ。鳥取県出身。理学博士(天文学)。東京大学大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号を取得。その後、ゴールドマン・サックス証券へ入社。戦略投資部にて、債券投資事業・PE業務等に従事。2011年に人工衛星を用いて世界初の人工流れ星を再現する民間企業、株式会社ALEを創業。人工流れ星の実現を通じたエンターテイメントとサイエンスの両立をめざしている。

Ars Electronica 特別対談 「Space of Imagination Part2」

オーストリア・リンツに拠点を置く、メディアアートの文化機関「アルス・エレクトロニカ」。そのシンクタンク部門である「アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ」に所属する久納鏡子さんと、メディアアートの最先端のコンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」で受賞したアーティスト、滝戸ドリタさんの特別対談を行います。

久納鏡子
アーティスト、リサーチャーとしてArs Electronica Futurelabに所属。 主にインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学や企業との共同技術開発など幅広く活動している。

滝戸ドリタ
東京を拠点に活動。音響を中心に「視覚」と「味覚」、「聴覚」と「視覚」など、異なる五感を組み合わせた新たな体験を生み出すことを基本姿勢としている。テクノロジーとデザインを並走させながら、作品を仕上げている。 アルスエレクトロニカ、STARTS PRIZEや文化庁メディア芸術祭など国内外で受賞、展示歴があり、現在も元気に活動中。

霧箱で宇宙線を見るワークショップ!

地球には高エネルギーの小さな粒「宇宙線」が降り注いでいる。普段は見えない宇宙線を見てみよう!

東京大学宇宙線研究所
東京大学宇宙線研究所は、宇宙線の観測と研究とを様々な角度から行っている大学共同利用の研究所であり、宇宙ニュートリノ、高エネルギー宇宙線、宇宙基礎物理学の各研究部門があります。東京大学柏キャンパスにある本部に加え、国内4か所の観測施設(神岡宇宙素粒子研究施設、重力波観測研究施設、乗鞍観測所、明野観測所)と海外4か所の観測拠点(チベット・ヤンパーチンの高原、アメリカ・ユタ州の砂漠、スペイン・カナリー諸島ラパルマ、ボリビア・チャカルタヤ山)で研究を進めています。

プログラミング ワークショップ

IoTでつなげる、かんたん科学装置づくりワークショップを開催します 。

Code for Matsudo
私たちCode for Matsudoはコードで地域課題を解決することを目指して活動しています。コードで、とはプログラムを書くことだけではありません。オープンなデータを作る・活用する、ソフトウェアを使って地域課題を浮き彫りにする・解決する、などさまざまな取り組みがあります。地域の方々・行政と一緒になって取り組んでいきたいと思っています。
JOBAN アートアンブレラ

Joban Art Lineによるワークショップを開催します。

戸定邸公園では地元松戸市で活動する若手のカフェやお菓子屋さんが集まるガーデンカフェを開催します。丘から街を見渡す絶景スポットで美味しいドリンクやフードをお楽しみいただけます。

and coffee(珈琲、ドリンク、焼き菓子)
俵珈琲(コーヒー・紅茶・フードの販売)
季節の焼き菓子Charte(焼き菓子)
食堂果樹(食事)
Tokoa coffee(コーヒー提供、コーヒー豆販売)
星子スコーン(スコーン)
マルサン堂(パン屋)
MoonboW(手作りマフィンと焼菓子)
TABELL kitchen (オリジナルジビエソーセージのポトフ)
レトロサイクルアンドカフェ(焼きパスタと焼き菓子)
ym.(cafe)